仕事柄、80代、90代の方々と接する機会の多い長町です。
皆さんは「サルコペニア」って聞いたことあるでしょうか?
最近メディアでもよく取り上げられるので、知ってる方も多いかもしれません。
近頃はコロナの影響もあり、このサルコペニアを身近に感じるようになってきました。
サルコペニアとは
サルコペニアとは「全身の筋肉量の低下により、運動機能が低下した状態」のことを言います。
サルコペニアが起こると、
- 生活の質(QOL)の低下
- 歩行機能の低下
- 寝たきり
の原因になっていきます。
サルコペニアが起こる原因は様々ですが、老化、病気、運動不足、骨折、入院による活動量の低下によるものが主になっています。
サルコペニアからの負の連鎖
筋肉量の低下は、人間老化していく以上仕方ありません。
それを少しでも食い止めるために、運動が嫌いな方や初心者の方でもトレーニングに興味を持ってもらえるよう、仕事をし、情報発信しているつもりです。
サルコペニアを防くべき1番の理由は、筋力低下によって引き起こされる負の連鎖が怖いからです。
お年寄りの方々と接することが増えて、強く感じます。
筋力が低下し思うように身体が動かなくなる。
今まで自分でできていたことが思うようにできなくなる。
自信がなくなり、気力もなくなる。
活動量が低下する。
活動量が低下することにより食事も少なくなる。
筋力が低下する。
もっと動けなくなる…。
このスパイラルに陥ります。
腰や膝などに痛みを抱えていれば尚更で、みるみる活動量が減っていきます。
そうした姿を見て若い人はこう思います。
「全然動く気力がない! それだから余計に動けなくなるんだよ! なんで、ちょっとでも体を動かしたり、活動的になろうとしないのか…」
まさに私の母親が、私の祖母に言ってました笑
でも、サルコペニアによる悪循環に陥った人は動きたくても動けない。筋肉が減り、自力で動くことができなくなり、気力が衰える、、
そうすると、精神的、心理的な問題まで発展し、社会との繋がり、社会性も失われていきます。
防ぐにはどうしたら良いかというと、やはり家族のケアや、介護施設の利用が大切です。
あと一つは動けるうちに動いて「貯筋」をしておくこと。
健康寿命を長くしたいなら、動けなくなってからでは遅いです。
「人間、今日が一番若い!!」ですからね。
8月の出勤日は以下の通りです。
3日(火)、7日(土)、10日(火) 、15日(日)、21日(土) 、24日(火)、31日(火)
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