みなさんこんにちは。
本日も長町がブログを担当します。
先日読んだ「触れることの科学」という本をご紹介します。
「触れることの科学」
「触れることの科学」という本は、神経科学者デイヴィッド・J・リンデン著の「触覚」についての論文を一般向けに出版したものです。
いくつか専門用語が出てきますが、皮膚は社会的な器官であるという視点から、
動物のグルーミング(毛繕い)や、乳児への身体的接触がその後の性格形成にどれだけの意味を持っているのか、痛みと感情の関係性、超常現象や錯覚についてが書かれています。
人の感情は皮膚感覚の影響も受けている
ちょっと専門的な本ですが、中でも面白かったのは
触覚と感情が密接に関係していることを証明した実験です。
どういうことかというと、
被験者にテストの内容は知らせず、初対面の人と話し、その印象を答えてもらいます。
一方のグループには、「重い荷物」「冷たいコーヒー」「固い積木」を触らせた後、話してもらう。
もう一方のグループには、「軽い荷物」「暖かいコーヒー」「柔らかいスポンジ」を触らせた後に話してもらいます。
その結果、
前者のグループでは、その初対面の人の印象を
「堅苦しそう、まじめそう、誠実そう、冷たそう、落ち着いてそう」
後者のグループでは
「温かみがある、人情味がある、親しみやすい、優しそう」
という回答が優位に多くなったという結果になったそうです。
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師として、自分の手が与える印象は大切だと思っていましたが、物理的な触覚でも人の印象が左右されるという新しい発見でした。
みなさんも大切な商談の時には、温かい飲物を差し出してみてはいかがでしょうか?笑
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