肩こりで気分が悪くなるあなたへ
あなたはこのページをご覧になっているということは、
きっと辛い肩こりでお悩みのことだと思います。
今回は、
「肩こりを解消するたった2つのポイント」
ということでお話をしていこうと思います。
ここでお話することは、一般的に言われている事とは少し異なるお話なので、受け入れがたい方もいるかと思います。
しかし、当サロンではこの2つのポイントのセルフケアをお伝えすることでかなりの方が
「肩こりがなくなった」「肩こりが気にならなくなった」という声を頂いております。
個人差はありますが、この2つを続けるだけでもしっかりと効果を感じていただけるかと思います。
まずは、だまされたと思って1週間続けてみてください。
2つのポイントをお伝えする前に、少し「肩こり」について考えていきましょう。
そもそも肩こりって何?
一般的に、「首から肩にかけて様々な筋に生じる詰まったような、こわばった感じ、不快感、重苦しさ、痛みの総称」といわれています。また「頭痛、吐き気を伴うことがある」といったところです。
仕事(デスクワーク)を始めてから肩がこりだす方もいれば、小学生や中学生でも勉強のしすぎ、スマホが普及したことにより肩こりを感じる方もいるようです。10年・20年続く肩こりの方も多いようです。
そもそも、皆さん「肩こりが治るとは思っていない」「こっているのが普通」「こっていない状態がわからない」そんな声をよく聞きます。
良く言われる原因
姿勢が悪い・冷え・運動不足・ストレス・眼精疲労
1つずつ解説していきます。
姿勢が悪い
デスクワークや立っているときに体が丸くなり、猫背になる。
長時間こういった悪い姿勢を続けることで肩がこる。
だから、たまに姿勢を意識して伸ばす。
でも、しばらくするとまた丸くなってくる。この繰り返し。
姿勢を意識的に伸ばしていれば、姿勢が良くなって肩こりは改善されるのでしょうか?
頭はボーリングの球ほどの重さがあるため、頭が前に出ている姿勢を続けているとそれを支えるために頑張っている首や背中の筋は当然緊張します。そこでマッサージ屋さんに行って、首・肩・背中をほぐしてもらう。
これで肩こりがよくなる方はどれだけいるのでしょうか。
また、
当サロンに来られる方の中には、一見姿勢がそれほど悪くは見えなくても、肩こりが酷い方はいます。確かに姿勢が悪いと肩がこるかもしれませんが、では何故姿勢が悪くなるのかを考えたことはありますか?
冷え
体が冷えることによる肩こり。これは確かに考えられます。
気温が低くなることで、筋温(筋肉の温度)が下がったり、肩をすぼめる動作が増えることで、余計に筋肉がちぢこまる機会が増えます。
また、冷たいビールやアイス、氷の入った飲み物、体を冷やす食べ物なども内臓を冷やすことに繋がります。内臓の膜は首の筋膜(筋肉を包む膜)と繋がっていますので、外からの冷えも中からの冷えも肩こりに繋がることは考えられるでしょう。
運動不足
肩を回したり、ウォーキング・水泳など全身運動をしないと、肩周りの筋肉を普段から使わないことになります。それで肩こりが起こることも考えられます。
特に、日常生活の中で肩の高さよりも腕を上にあげる動作は少ないですよね。
高いものを取ったり、髪の毛を洗ったりするときに動かすくらいで、他に腕を高く上げることは少ないです。
ですので、日頃から肩を回したりすることで肩こりが治るとは言えませんが、肩甲骨周りの柔軟性が上がるので全くしないよりはした方がいいといえそうです。
ストレス
現代社会でストレスのない方はいないと思いますが、過度なストレス環境であれば肩こりにもつながることは考えられます。冷えの解説で内臓が出てきましたが「ストレスで胃が痛い」なんていうように、内臓の働きが悪くなれば、膜をつたって肩や首に影響を起こすことも考えられます。
眼精疲労
パソコンやスマホの液晶画面を日頃からよく見ている方は、目の疲れを同時に訴えることが多いようです。
目が疲れてくると、目の奥が痛くなったり、目がゴロゴロしてきたりします。首のコリが同時に起こるケースも多く、自然と首筋に手がいき、揉んでいる方も多いのではないでしょうか。
この後頭部のあたりには、多くの筋肉が付着している為重要なポイントです。
一般的な対処法
温熱
お風呂などで身体を温めることで、血液の循環が良くなり肩こりが緩和する方も多いです。
しかし、あくまでも一時的な効果で終わってしまいます。
マッサージ
リラクゼーションサロンでほぐしてもらう方も多いですが、その場しのぎの施術で終わってしまい、根本的な改善にはならないことが多いです。特に、肩や首など凝っているところを集中的に施術するようでは、根本的に改善することはありません。
※厳密にいうとマッサージは国家資格を持っていなければできません。巷のリラクゼーションサロンではそれを連想させるような「ほぐし」「もみほぐし」「ボディケア」といった言葉を使います。
運動
ウォーキングやジョギング、ジムでのエクササイズ、水泳などの運動をすることで血液循環が良くなり、肩甲骨を動かしたりすることで、肩こりの緩和がみられることがあります。もし、パーソナルトレーナーをつける場合は「肩こりを改善したい」という目的をしっかり伝えるようにしましょう。
くすり
筋弛緩薬などを飲むことで、一時的に肩こりの緩和がみられます。
本当に辛い場合で服用すると楽になるのであれば良いかとは思いますが、飲まなくても済むのであればできるだけお薬に頼らず、ご自身で何とかできた方が長い目で見ればいいのではないかと思います。
姿勢を良くする
これが皆さん気にしていることかと思いますが、そもそも「良い姿勢」とは何でしょうか?
背筋をピンと張っている姿勢が良い姿勢でしょうか?
「姿勢が悪いから」と思っている方が多いですが、では「良い姿勢」の基準を知っていますか?
基準を知らなければ「良い」も「悪い」もわからないのです。
基準を知ってどこがどう悪いのかを理解することが、治療への第一歩です。
さて、ここからが本題です。
個人的な見解としてお話していきますので、参考にしてください。
そもそも
肩こりの方の姿勢を専門的に評価していくと、
必ずと言っていいほど緊張の強いポイントが2つあります。
1つは
おしりの筋肉
もう一つは
腕の筋肉
です。
この二つの筋肉を緩めることで、肩こりが改善されることが多いです。
なぜ???
と思う方もいるかもしれません。
肩や首や背中がこるんだからそこをほぐさないと良くならないのではないか?
その気持ちもわかりますが、まずは実際のお客様の声をご覧ください。
https://roots-tokyo.jp/symptom_menu/肩こり-2
いかがでしょうか。
お客様の声の中でも特に多いのが、
「痛いところに触れない」
「おしりの筋肉」がキーワードとなっていることがわかるかと思います。
では、なぜおしりの筋肉が肩こりに関係しているのか。
「身体は繋がっている」
という話を聞いたことがある方も多いかと思います。
では、実際どことどこが繋がっているのかを明確に答えられる人は少ないです。
少しわかりにくいかもしれませんが、
筋膜の繋がり的におしりの筋肉が緊張すると肩を巻込む方へと引っ張ります。その結果、猫背のような姿勢になり、俗にいう肩こりの筋肉(僧帽筋)が硬くなります。
特に座り仕事の多い方はこの傾向が強くなります。
このように肩こりは結果として起こっているだけで、おしりの筋肉の緊張によることが大きいのです。
そしてもう一つ
「腕の筋肉」ですが、先程出てきたように、頭はボーリング球ほどの重さがあり、頭が前に行くとこれを支えるために背中の筋肉が頑張って働く。というお話をしました。
そして、この頭が前にいくことに対して関係しているのが「腕の筋肉」なのです。
正確には、「上腕二頭筋」と言って、力こぶを作るときの筋肉です。
この筋肉が緊張すると、肩を巻込む方向に引っ張ってしまい、結果的に僧帽筋が緊張するのです。
上記のように、この2つの筋肉が緩んでいる状態を作っていってあげることで、肩こりが改善していきます。
では、
どうすればいいのか?
これが一番気になりますよね。
ここからは、実際の緩め方をお話していきます。
おしりに関しては写真付きで解説しておりますので、こちらをご覧ください。
https://roots-tokyo.amebaownd.com/posts/247178
次に腕
①肩の高さで壁に手のひらをつけて、指先を上に向けます。
②指先と肘が同じ方向を向くように、肩を入れていきます。
③力こぶの部分がのびていれば正解です。
この2つのセルフケアを1日に最低でも1回続けてみて下さい。
そうすることで、あなたが長年悩んでいた肩こりが改善されるかもしれません。
あまり無理はしてはいけませんが、少しづつでも続けることで身体が楽になることを願っております。