座っていて立つときに腰が痛いあなたへ
腰痛の方にお話を聞いていると、
「長い時間座っていて、立つときに腰が痛いんだよね。」
と言われる方がよくいらっしゃいます。
なぜかわかりますか?
これに深く関係しているのが、
腸腰筋です。
こんな筋肉です。
参考文献:プロメテウス
上の図では
左が立っているとき、
右が座っているときです。
立っているときより、座っているときの方が筋肉が短くなっています。
長時間座っていると、この短くなった状態が続いていることになります。
そこで、
さぁ立つぞ!
となったときに、
柔軟性のある筋肉ならうまく動いてくれるのですが、
硬まってる筋肉は伸びません。
そうすると、
短くなった状態を保ちながら立つことになるので、
➡おしりをつきだし
➡腰を反らせる
ようは、反り腰の状態になるんです。
そうすると腰がいてて。。
となります。
とまあこんな感じで、
痛みを引き起こすメカニズムがあるわけです。
慢性的に腰痛が起こる方もこの筋肉が硬まっていることがよくみられます。
この筋肉が緩むと腰痛が緩和することも多々あります。
「腰が痛いから、腰を揉めばいい」
そうではない原因はたくさんあります。