治療の原則知っていますか?
今日は「皆さんに知ってほしいこと」をお話していこうと思います。
「治療の原則」というと難しい話に聞こえてしまいますが、簡単に説明していきます。
縮んだ筋肉と伸びた筋肉
まず、体には短くなってかたまった筋肉と長く伸びてかたまった筋肉があります。
例えば、猫背の人を思い浮かべてください。
体が丸まっていますよね。
肩が中に入っていますよね。
で、胸の筋肉は縮んでいますか?それとも伸びていますか?
縮んでいるのがわかるでしょうか。
そして、背中側の筋肉。
こっちは逆に引き伸ばされています。
ここまでは何となくわかったかと思います。
ここからが重要です。
痛みを伴うのは伸びている側
治療が必要なのは短い側
ということなのです。
よく背中がこったり肩がこっている人は痛いところを揉んでいますよね。
でも上の原則からすると全く反対のことをやっています。
背中側をゆるめるのではなく、短くなっている胸をゆるめなければ結果的に元に戻ってしまいます。
どうしても痛いところに目がいってしまいますが、痛いところだけ揉んで良くなっていない方は、是非これを知っておいてくださいね。
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