みなさんこんにちは!
本日も長町がブログを担当します。
先日私の持っている「アスレティックトレーナー」という資格の更新研修を受けました。
そこで最近のスポーツ界を取り巻く変化について発見がありました。
ゆる部活
研修の中で近年の「部活動」を取り巻く問題についての解説がありました。
体罰問題や部活動顧問からの精神的暴力、教員の働き方改革という背景を受け、最近は「部活動」にメスが入れられています。
そもそもスポーツが日本に根づいたのは「明治維新」の頃だそうです。
海外から入ってきたすスポーツという文化は、まず大学で浸透し、その後中学高校に「教育の一貫」として取り入れられるようになりました。
ここで、諸外国と日本の「スポーツ」に対する価値観の相違が生まれています。
「部活動はしんどいもの」
「休まずしんどい練習を重ねて、勝つことが美徳」
「厳しい練習を乗り越えてこそ強くなれる」
日本ではこうした価値観が美しいものとして根づいていますよね。
それが現在では、変わってきています。
「スポーツの本質は楽しむもの」
自分の好きな時だけ練習に参加し、大会には出場せず友達と楽しむために部活動を行う。
複数の部活動を掛け持ちする。
季節によって行う部活動を変える。
と言った「ゆる部活」が最近は増加しているそうです。
教員の負担も減ってスポーツを好きになる学生が増えてくれるのでとても良いなと感じました。
その一方で
部活動の改革として練習時間の削減が行われています。
先日見た資料によると、平日の練習は3時間まで、休日1日、平日1日は休養日とするガイドラインが設定されているそうです。
これではなかなか練習するのも大変です。
私自身は「勝つため」「甲子園に出場するため」に野球に打ち込んできた経験があります。
その経験は自分の人生の土台になっていて、現在人の体に携わる仕事をしているのも、部活動がきっかけです。
なんだかんだ言っても「勝利」という経験は何物にも変えがたい「楽しさ」があり、部活動で嫌なこともたくさんありましたが、今となっては貴重な時間だったなと感じます。
勝つためにやりたい生徒からするとこうした制限はまたストレスになるのでしょうか。
高校の部活動に対してトレーナー活動を行うこともあるので、部活動を取り巻く状況が自分が学生だった頃と比べると変化してきていることは感じていましたが、研修を受けてみて「これから5年ほどでまた大きな変化が起きるな」と確信しました。
トレーナーとして今後のスポーツ界の変化に敏感でいたいなと思った出来事でした。
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