身体の力はとてつもない
おはようございます。
本日は天野がブログを担当します。
最近読んだ本が、とても面白い内容だったので、ご紹介したいと思います。
『身体構造力』
なぜ、病院では治せなくて、整体や鍼灸院で治る腰痛や肩こり、眩暈、肩こりなどの症状があるのでしょうか??
この本を書いた著者自身、幼少期には激しい目眩に悩まされていたようです。
しかし、病院に行っても薬を処方されておしまい。
さらには、生涯治らないと言われる始末。
学校生活が苦痛である中、整体師である父の解剖学書に興味を持った著者は、脊椎(背骨)の構造の美しさに興味を持ち、なぜ、このような形をしているのか、といったことに興味を持ちました。
その構造には必ず意味がある
脊椎の中でも、頚椎(首の骨)には脳へ血流を送るための動脈が通る道があり、その通り道が姿勢の歪みによって、障害を受けるのではないか??
と疑問を持った著者は、目眩が起こった時に、自身で頚椎を引き延ばすケアを実践してみます。
すると
視界が歪むほどの目眩が嘘のように消え去ったそうです。
ここで、疑問が起こるのは
なぜ病院でお医者様は、こうした姿勢からくる影響に気づけないのか。
なぜ、薬の処方で治療が終わってしまったのか。
ここに、現代医学の大きな問題点が浮き出てくるんです。
EBM(科学的根拠の元に行われる医療)
病院で行われる処置、治療、薬の処方などは
全て膨大な研究のもと、得られた結果や知見によって、効果が実証されたことのみが行われています。
でも、なぜか慢性腰痛をはじめとする腰痛症、ギックリ腰は治せないことが非常に多いんです。
これは、数値化できない問題が身体の中にはあるから
なんです。
それが、構造上の問題点なんです。
簡単にいうと、姿勢の歪みです。
姿勢の異常から、筋肉の緊張の不均衡、血流障害が引き起こされて、様々な症状が起こります。
それが病院では診断できない、目には見えない、数値にも現れない不調となるんです。
著者の言葉の中で、最も共感できた言葉は
こうした構造(姿勢)からくる問題は、必ずその人の生活環境、生活習慣が影響した結果となって現れる。
だから、原因は必ず自分の中にある。
まずは、症状の原因は自分にある、ということを、理解することから治療は始まる。
です。
人間の姿勢は美しく、考え抜かれて作られているものです。
それを歪めるも、維持するも自分自身。
まさに
『自分の身体は自分で治す』ですね。
とても面白かったので
ぜひ読んでみてくださいね!
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