治療の裏側
今日は【質問の意図】というお話をしていこうと思います。
これは、もしかすると患者さんには言わない方が良い事なのかもしれません・・・。
当院に来られている方であればご存知の通り、
基本的にほとんどの方が、セルフケアをやってきてくれます。
毎日とは言わずとも、習慣になっている方が他院に比べると圧倒的に多いです。
面白いのは、
「セルフケアをサボっていたからちょっと身体に不調が出てきたんだけど、このまま行くと怒られるから1週間くらいセルフケアをやってから来ました。」
そんなことを言われます。笑
普通「整体」というのは、
「痛いからすぐ行こう!」
と思うところですよね。
でも、当院に来られている方は違います。
「まずは自分でどうにかする」
これが身についています。
素晴らしい事だと思います。
他にも、
言われたことをやっていたのにあまり改善がみられない場合、
「やったけど良くならなかった」
と言われるのが一般的ですが、
当院に来られている方は、
「やり方が違うかもしれないのでもう一度教えてください」
「やり方が正しいか見てもらっていいですか?」
そんなことをおっしゃります。
凄いと思います。
まさに自責の人です。
でも、なぜこれができているのかという部分が重要です。
ここで大切になってくるのが「質問」です。
どういう事でしょうか。
問診でこんな質問をします。
「痛くなったきっかけや心当たりはありますか?」
この質問をしても、ほとんどの方が
「特に思い当たることはない」
と答えます。
この時点で意識は自分に向いていないわけです。
ですが、適切な質問を繰り返すことで、
「普段こういう姿勢が多いのですが、痛みと関係ありますか?」
「昔から歩き方が変と言われるのも関係していますか?」
というように、自分に意識が向くようになってきます。
そうやって質問を考えながら治療を行っています。
ある意味『誘導尋問』です。
技術の勉強をするのはもちろんですが、
患者さんが良くなるうえで必要な考え方も知ってもらわなければ、
いつまでたっても他責の人になってしまいます。
だからコミュニケーションや質問をするスキルも磨きます。
結果的にそうすることによって患者さん自身が
「自分で自分の身体を治す」
という習慣が身につくわけです。
こんなことを話すと、
「あ、これがその質問か。」
と思われそうですが、
普段そんなことを考えながら治療を行っています。
では。
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世田谷区桜新町・用賀・二子玉川の姿勢改善・痛み改善に特化した治療院
国家資格保有。
柔道整復師・鍼灸師・按摩マッサージ指圧師・理学療法士・カイロプラクターなどの同業の先生方への技術講師を務める。
医師や芸能人も通う姿勢特化型の整体サロン。
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