膝が痛いのをかばって坐骨神経痛になった
今日は【症例】「膝の痛みによる坐骨神経痛」というお話をしていこうと思います。
前回のブログをまだ見ていない方はこちら
今回お話するのは、実際に来院のあった患者さんの症例のお話です。
「右膝が痛くなり、かばって歩いていることによって左の足に痺れを感じるようになった」
という症例です。
こういう方って意外と多いです。
きっと皆さんの中にも、
痛くなった部位をかばっていたら、他の部位も痛くなってしまった。
という経験がある方もいると思います。
それと同じような症例です。
今までのブログで、
〇膝が単体で動くことはない。
〇股関節ー膝ー足首は連動して動く
〇膝の痛みには肩も関係している
というお話をしました。
まだまだ関係する部位はあるのですが、
今回の方を検査していくと、
まずは、
①右の膝が伸びない
②左の股関節が動かない
③背骨の柔軟性がない
④左の肩の動きが悪い
⑤右の足首の動きが悪い
こういった結果が得られました。
そこから、特に問題を見つけていきます。
結果的に、肩に対しての施術と背骨に対しての施術をすることで右膝が伸びるようになって、痺れもなくなりました。
患部には触れていません。
こういった事が良く起こります。
膝に痛みを感じている方で、なかなか良くならない方は全身を診る必要がある良いケースですね。