整体・カイロ・鍼灸・整骨院って何が違うの?
今日は「整体・カイロ・鍼灸の違い」というお話をしていこうと思います。
以前お話したこともありますが、
改めてお伝えしていきます。
皆さんは
整体院
整骨院
鍼灸院
カイロプラクティック院
リラクゼーションサロン
それぞれの違いがわかるでしょうか?
きっと一般の方でこれらに正しく答えられる方はほとんどいないです。
それくらい、ぼんやりしています。
ということで、一つずつ説明していきます。
多少順番が前後しますがご了承ください。
①鍼灸院
もうこれは読んで字のごとくですが、
「鍼灸師」という国家資格を持っている方が開業できる院です。
鍼やお灸を使って、体を治療していくことをメインで行われている院です。
②整骨院・接骨院
まずは整骨院と接骨院に関しては同じものという認識で構いません。
この2つに関しては、
「柔道整復師」という国家資格を持っていなければ、開業できません。
もっとも他院と違う所は、保険が適応だということ。
ただし、厳密には保険の適応になる症状は
「骨折・捻挫・脱臼・交通事故」などの急性のケガなどだけで、
「慢性的な肩こり・腰痛」などは保険適応にはなりません。
通われている方はご存知かもしれませんが、保険会社からたまに手紙が届いた経験がある方もいるかもしれません。
こういったグレーゾーンがあるのが整骨院です。
最近では自費と保険をしっかりと分けている先生もいます。
③カイロプラクティック院
これは本来はアメリカの資格で、
アメリカで取得するには6年間学校に通わなくてはならず、医師とほぼ同等のような資格で、
アメリカで取得するとD・C(ドクター・オブ・カイロプラクティック)という称号をもらえます。
しかし、このD・Cを持っている先生は日本には100人程度というのが現実です。
日本では国で認められている資格ではなく、
あくまでも民間の資格で数ヶ月~数年のスクールがあります。
④リラクゼーションサロン
これは何となくイメージがわくかもしれません。
ただ、「マッサージ・指圧」などの言葉は国家資格を持っている方しか使えません。
なので、それを匂わせるような「ボディケア」「もみほぐし」「オイルトリートメント」「○○式マッサージ」などと言うキーワードでうたっているのがこの業界です。
あくまでも、医療行為ではなく慰安が目的と初めに記入をするかと思います。
⑤整体院
最後が整体院
基本的に今これを読んでいる方が、
「明日から整体院を開きたい」
と思ったらできるお店です。
極端に言えばそういった業種です。
ちょっと体の勉強をしただけで開業する方もいます。
最近では理学療法士さんが開業するケースも増えていますが、
先生によって資格も経験もピンキリです。
長々とお話してきましたが、大切なのは
「資格の有無」
ではありません。
資格の上にあぐらをかいているような先生もいますし、
逆に資格がない分本気で勉強して技術を高めている先生もいます。
あくまでも、今日のお話はこの業界のことを知って頂くための参考程度に考えてください。
良い整体院の探し方は動画の下に載せておきますね。
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