坐骨神経痛って知っていますか?
今日は「坐骨神経痛って何?」というお話をしていこうと思います。
皆さん【坐骨神経痛】という言葉は聞いたことがあると思います。
人によっては、
「病院で坐骨神経痛ですねと言われた」
「ネットで調べて何となく坐骨神経痛だと思う」
という方もいますよね。
そもそも、「坐骨神経痛」って病名ではないことをご存知ですか?
これが意外と皆さん勘違いしていることなんですが、
「坐骨神経痛」というのはあくまでも症状名です。
どういうことかよくわからないと思うので説明していきましょう。
坐骨神経痛は病名ではない?
まず病名の代表的なものとしては、
「腰椎椎間板ヘルニア」などです。
これは明らかに、レントゲンやMRIで腰椎の〇番目(腰椎は1~5番まであります)のヘルニアというように確認ができます。
原因が明らかなわけですから、診断名(病名)がわかります。
一方で坐骨神経痛は、
レントゲンやMRIでは異常は見られない。
でも本人は腰やお尻や太ももに痺れや痛みがある。
特にこれといった原因は画像では見られないから坐骨神経痛かなぁ。
こんな感じです。
凄く曖昧なものが「坐骨神経痛」ということです。
もちろん、細かく検査をしていけば必ず原因は見つかるのですが、
病院ではレントゲンやMRIを元に診断をすることが多いのでそこでは異常が見られなかったということです。
このように、
腰椎椎間板ヘルニアのように原因が明らかなものは病名として診断されるわけですが、
坐骨神経痛のように、画像上は異常はないから坐骨神経痛という症状名がついているということです。
そこから先は理学療法士さんや整骨院の先生、整体師さんの出番かもしれませんね。
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