肩こり・猫背を治すのに必要なのはこれだけ?
【はじめに】
今回お話するのは、
「肩こり・猫背」を改善したい人に向けた、自分で行うセルフケアのお話です。
肩こりや猫背は、昨日・今日で始まったものではありません。
長年のクセや生活習慣によって今の状態が形作られています。
ここでお伝えする方法は、実際に当院でお伝えしている方法の中から特に効果の高いものを集めたものです。
「肩こり・猫背の改善法」なのに、
全然関係ないところのセルフケアが多いですが、医学的にも説明ができるくらい重要なポイントです。
きっと一般的に言われていることとは全く違うと思います。
しかし、正しくできればあなたの「肩こり・猫背」が改善していきますので騙されたと思って続けてみてください。
【重要】セルフケアをする際の注意点
今回のセルフケアでご紹介するのは、下記の3つです。
-
ストレッチ
テニスボールケア
ストレッチポールケア
<注意点>
- ①強さ
- ②時間
- ③方法(角度や向き)
※強くやりすぎたり、長時間やりすぎたり、正しい角度や方向でできないとなかなか効果が得られないこともあります。
※やっていて痛みが増すようであればやめてください。
なぜ肩こりや猫背になるの??
そもそも、なぜ肩こりや猫背になるのでしょうか?
「姿勢が悪いから」
「体が硬いから」
などいろいろな意見があると思います。
では、
なぜ姿勢が悪くなるのでしょう?
なぜ体が硬くなるのでしょう?
硬くなったところを揉んだり、姿勢を意識的に正していれば肩こりも猫背も治ると思いますか?
今まで、マッサージや整骨院・整体に通ったのに良くなっていないですよね??
なぜ良くならなかったのかわかりますか?
一般的な肩こり・猫背の治療
一般的な肩こりや猫背の治療は
肩や首を揉んだり、ほぐしたり、肩甲骨を動かしたりすると思います。
でも、「その時は良いけど、すぐに元に戻ってしまう」という方がほとんどですよね。
そもそも、肩こりの原因が「肩」に無いのを知っていますか?
肩こり・猫背を治すには・・・
早く方法を知りたいと思いますが、重要なことなのでもう少しだけ我慢してください。
そもそも、肩こりや猫背の人は「体が丸まっている」方が多いです。
そして、ここからが皆さんに知って欲しいことなのですが、
筋肉には「短くなって硬くなる筋肉」と「伸びて硬くなる筋肉」があります。
そして、これが最重要なのですが、
「伸びている筋肉は痛みを伴うことが多いが、治療が必要なのは短くなっている筋肉」なのです。
ちょっと肩が巻き込んでいる人を思い浮かべてください。
肩こりや猫背の方は、肩や背中の筋肉が伸びて硬くなっているのがわかりますか?
それにもかかわらず、肩や背中をマッサージしたりします。
本当に必要なのはそこではないのに・・・。
今回お伝えするセルフケアは、この短くなっている筋肉に対するセルフケアだと思ってください。正しいセルフケアを覚えて頂いて、少しでもあなたの肩こりや猫背が改善すると嬉しいです。
これを読んで、良くなったら、
是非喜びの声を聞かせてくださいね。
長くなりましたが、実際の方法を説明していきます。
実際の方法
【肩こり改善のセルフケア】
①おしりのテニスボールケア
①仰向けで寝て両膝を曲げます
②テニスボールを腰骨の後ろ(腰とおしりの間)に置きます
③テニスボール側の膝だけ外にひろげます
④グイグイ体重はかけず脱力をしていきます
⑤そのまま1か所につき20秒ほど行います
⑥少し(5ミリ程度)ずらして数回行います
※強くやりすぎると、逆に筋肉が硬くなってしまうことがあるので、優しく行ってください。
②腕のストレッチ
- ①壁に手をついて指先は天井を向けます
- ②写真のように体を反転させていき肘先も指先と同じ方向を向けていきます
- ③肩を入れていきます(可能な場合のみ)
- ④力こぶの部分が伸びていれば正しくできています
※手首が痛いなど正しくできない場合は無理しておこなわない。
※形にこだわるよりは力こぶの部位が伸びていることの方が重要。
③胸のストレッチ
- ①腕を90°まで上げて、手のひらから肘までを付ける
- ②写真のように少し壁から離れる
- ③手をあげている側の足を一歩前に出す
- ④胸を広げるようにして20秒ほど伸ばしていく
- ⑤少しずつ角度をあげていき、3か所ほど行う
※全て胸が伸びている感じがあることが大切
※肩や後ろ側に感じる場合はNG
④ふくらはぎのテニスボールまたはストレッチポールケア
①正座をする
②体を浮かしてテニスボール(ストレッチポール)をセットします
③手をついて、少しずつ正座をしていきます④痛気持ち良い程度で20秒ほどキープする
- ④慣れたら場所をずらして同じように行う
- ⑤3か所程行う
※急におこなうとかなり痛いので要注意
【猫背を改善のセルフケア】
①太ももの前側のストレッチ
- ①写真のように片足をたて、後足の足首を手で持つ
- ②腰が反りすぎないように骨盤を前に移動させていく
- ③太ももの前側が伸びていればOK
- ※反りすぎると腰が痛くなるので要注意
- ※バランスが取れない場合は何かにつかまっておこなう
②太ももの内側のストレッチポールケア
- ①ベッドにうつぶせで寝る
- ②ベッドの端にストレッチポールをセットする
- ③写真のように片足をストレッチポールの上に膝を曲げた状態で乗せる
- ④脱力をして足の重みでももの内側をほぐしていく
- ⑤ポールの位置や足の角度を変えて、硬い部分をほぐしていく
※強く感じすぎる場合は床でもOK
※脱力をすることがポイント
オススメのストレッチポールはこちら
③背骨のテニスボールケア
- ①胸の後ろの背骨のすぐ横にテニスボールをセットする
- ②痛くない程度に少しずつ体重をかけていく
- ③程よいところでキープして数回深呼吸をする
- ④少し上下に動かして硬い部分を同様におこなう
※刺激が強くなりすぎないように注意する
※グイグイ行うと筋肉を痛めるので注意する
~まとめ~
いかがでしたでしょうか。
肩こりや猫背の改善のセルフケアなのに、ほとんどが肩や背中とは関係ないところのセルフケアですよね?
でも、あなたの肩こりや猫背が今まで色々試してきたのになかなか治っていないのであれば、そろそろ肩こりの原因が肩に無いことに気づいてください。
「肩こりを治すのは簡単です」
ぜひご自身の身体で体感してください。
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