本音と建前
今日は【優しい先生】というお話です。
先日お客さんと話をしていて、こんな会話になりました。
「優しいって難しいですよね・・・」
って。
どういうことかというと・・・、
例えば、
自分の力量では難しい症状の患者さんが来院された時に、
「うちでは診れません」
ときっぱり言う先生と、(言い方はありますが)
「(良くなるとは思えないけど・・・)二人三脚で頑張って少しでも改善していきましょう!!」
という先生がいた場合、
表面的にみたらどちらが良い先生に感じるでしょうか??
きっと後者なのではないでしょうか。
こちらの患者さんの意見に共感して、優しい声をかけてくれる。
「一緒に頑張りましょう」と言ってくれる。
優しくて良い先生のように感じます。
一方で、前者の先生はどうでしょうか?
伝え方によりますが、
「冷たい」
「投げやり」
「無責任」
そんな印象を受ける方もいるでしょう。
では、当院(私)がどちらなのかというと・・・
完全に前者です。
自分の力不足で、通って頂いていも改善が難しいと早い段階で気づいたのであれば、
病院や別の院やより専門家を勧めます。
冷たいと思われようが、無責任だと思われようが、
通っても改善されない症状を、
「頑張りましょう!!」
なんて言えません。
正直に「お力になれませんでした、申し訳ありません」で終わりです。
本質がわかっている方であれば、
どちらが本当の優しさなのかはご理解頂けるかと思います。
そんなあなたが、当院の大切なお客様です。
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