本当に大事なのはその先・・・
今日は【今の症状なんてどうでもいい】というお話をしていこうと思います。
今、痛みが強い人からするとブーイングが起きそうなタイトルですが、大事な話なので良く聞いてください。
正直、「今ある症状なんてどうでも良い」と思っています。
どういうことかというと、2つの理由があります。
1つは「今ある痛みは改善するから」
2つ目は「本当に大切なのは痛みがなくなった後」
だということ。
①今ある痛みは改善する
まずはこの話。
前提として、末期がんや進行性の病気ではなく、整形外科的な疾患においての話です。
肩こりや腰痛、膝痛、股関節痛など症状は様々ですが、痛みがあるのには必ず原因があります。
この原因がわかれば痛みの緩和や改善は可能です。
だから、治療家としては今の症状の原因を特定することを優先して治療をおこなうことで症状の改善はみられます。
改善しないのであれば原因が違ったというだけのこと。
本当に大切なのは痛みがなくなった後
次がこの話。
上の話でもお伝えしたように、原因があっての症状です。
一時的に痛みがなくなって、
「痛みがなくなったから終了」
だと、結果的に何も解決になっていません。
結局痛くなったのには原因があります。
痛めた原因も自分の中にあるわけです。
ここに気づいて、自分が変わろうとしない限り再発して当たり前です。
「こういう生活をしていたから痛みがでたんだ」
「身体を労わってあげていなかった」
というように、自分に対して意識が向かない限りは意味がありません。
「今の痛みなんてどうでもいい」
そんなことは思っていません。
痛みで辛いなら、少しでも良くなって欲しいと思っています。
でも、それよりも
その人が長く健康でいられるための知識や術を身に付けて欲しいというのが本音です。
その方がその人にとっての為になるので。
そう思って日々お伝えしています。
だから、今の痛みも大事だけど、その先のことまで考えてくださいね。
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