上達に必要な3つの要素
今日は【フィジカル・メディカル・テクニカル】と言うお話です。
たまには、真面目なお話です。
今回は、「痛みがある方」と言うよりも何かしらの「パフォーマンスを上げたい方」という観点からお話していきます。
当院に来られている方の中には、スポーツをやられている方も多いのですが、
特に多いのは、
ゴルフ・ランニング・ピラティスこのあたりでしょうか。
どんなスポーツにも当てはまるお話ですが、
「上達をしたい!」と思ったとします。
その時に大切な考え方です。
フィジカル・メディカル・テクニカル
①テクニカル
わかりやすくゴルフを例に話をします。
多くのゴルフ愛好家は、
「ゴルフが上手くなりたい!」と思ったときに何をするかと言うと、
レッスンプロについてもらうことが多いです。
当然、スイングのフォームに問題があれば指導をしてもらう必要があります。
要するに「テクニック」を学んだり、習得することに時間を割きます。
大切ですよね。
でも、「〇〇を意識して」と言われても、そもそも意識の向け方がわからない、その動作ができない、無理があるなどの問題も見つかります。
それでもテクニックや根性論でどうにかしようとします。
良い悪いではなく、よくある光景だと思います。
そこで、何となく我流でストレッチをしたりもするけど、なかなかうまくいかない。
別の方法を試してみても、しっくりこない。
そんな経験もあるのではないでしょうか。
②メディカル
でも、そんなときにメディカル(我々の領域です)の分野の専門家はどう見るかと言うと・・・
テクニカル的な部分は専門外なのでわかりませんが、
そもそも、そのコーチの言っている動きをしようと思ったら、
「ここの関節が動かないといけない」とか
「○○の筋肉が硬いと動けないよね」とか
「十分な可動域が出ていないよね」という視点で見ていくわけです。
だから、単純にそこの動きが改善されれば、意識せずとも自然とその動きになる、と言うことがわかるわけです。
「この動きが上手くいかないんです」というご相談もよく頂きます。
「それならこうしたらいいですよ」とまた、テクニカルコーチとは違った身体の構造からの視点で物事を見ていきます。
③フィジカル
更に、フィジカルトレーナーの視点で見ると、
「体幹が安定していない」
「軸がぶれている」
「〇〇筋が弱くて使えていない」
「バランスの悪さ」という視点が入ってきます。
そうなると、立っているときの安定性を向上させるための「トレーニング」や「エクササイズ」が必要になってくるわけです。
どんな競技もそうですが、トップになればなるほど、
フィジカルトレーナーがいたり、メディカル(コメディカル)スタッフがいたり、テクニカルコーチがいたりするわけです。
どれが正解ではなく、どれも正解です。
テクニックばかり学んでいて、上達しないのであれば、ほかの視点が必要かもしれないし、
身体のメンテナンスばかりしていて技術練習をしなければ、テクニックは上達しません。
と言うわけで、
『フィジカル・メディカル・テクニカル』
全てが重要と言うお話でした。
では。
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『腰痛の治し方』